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御子
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ミコ
ふりがな文庫
“
御子
(
ミコ
)” の例文
事實、刈り上げ祭り以外にも、神の來臨はあつたのである。此武塔神の場合に、
御子
(
ミコ
)
神を隨へて居られるのは注意せねばならぬ。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
八幡神の伴神でも、まだ
御子
(
ミコ
)
神としての考への出ない前のものが、即、
才
(
サイ
)
の
男
(
ヲ
)
である。伴神が二つに分れて、既に服従したものと、尚、服従の途中にあるものとに分れた。
偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其は、地方の
領家
(
リヤウケ
)
の勢力下から逃げこんだ家の由緒を、完全に忘れ果てゝからであつた。其
昔
(
カミ
)
から持ち伝へた口立ての系図には、利仁・良文や
所縁
(
ツガ
)
もない
御子
(
ミコ
)
様などを、元祖と立てゝゐた。
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
初春の聖水は、復活の威霊の寓りとして、
変若水
(
ヲチミヅ
)
信仰の起因となつたものである。天子のみ
代
(
ヨ
)
替りを以て、
日
(
ヒ
)
の
御子
(
ミコ
)
の断えざる復活の現象と考へ、其を促す力を水にあるものと見たのである。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“御子”で始まる語句
御子息
御子左
御子樣
御子様
御子供衆
御子孫
御子田
御子神
御子達
御子代部