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『山のことぶれ』
ふりがな文庫
『
山のことぶれ
(
やまのことぶれ
)
』
一山を訪れる人々 明ければ、去年の正月である。初春の月半ばは、信濃・三河の境山のひどい寒村のあちこちに、過したことであつた。幾すぢかの谿を行きつめた山の入りから、更に、うなじを反らして見あげる様な、岨の鼻などに、さう言ふ村々はあつた。殊に山 …
著者
折口信夫
ジャンル
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌
初出
「改造 第九巻第一号」1927(昭和2)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
言
(
イ
)
託
(
カ
)
房
(
ボン
)
精霊
(
スダマ
)
適
(
フサ
)
弱
(
アエ
)
精霊
(
コダマ
)
外出
(
ヨソデ
)
顧
(
カヘ
)
巡
(
ジユン
)
立
(
タ
)
祝
(
ホ
)
市場
(
イチ
)
易
(
カ
)
育
(
ハグク
)
所縁
(
ツガ
)
野
(
ノ
)
木精
(
コダマ
)
岨
(
ソバ
)
昔
(
カミ
)
好奇
(
モノメデ
)
譬喩
(
タトヘ
)
物
(
モノ
)
接待
(
イツ
)
採
(
ト
)
場所
(
ニハ
)
陽炎
(
カゲロフ
)
若木
(
ワカギ
)
焼畑
(
コバ
)
山陽
(
カゲトモ
)
言祝
(
コトホ
)
気疎
(
ケウト
)
遠国
(
ヲンゴク
)
盲女
(
ゴゼ
)
御門
(
ミカド
)
御子
(
ミコ
)
岩地
(
ソネ
)
上国
(
ジヤウコク
)
頭飾
(
カザシ
)
誓約
(
ウケヒ
)
舞踊
(
アソビ
)
宮
(
ミヤ
)
領家
(
リヤウケ
)
霾
(
ツチフ
)
木梢
(
コヌレ
)
標
(
シルシ
)
語部
(
カタリベ
)
楚枝
(
ズハエ
)
衝昂
(
コミア
)
篷屋
(
トマ
)
母神
(
オヤガミ
)
斗鶏
(
トケイ
)
房様
(
ボサマ
)
御孫
(
ミマ
)
山縵
(
ヤマカヅラ
)
反閇
(
ヘンバイ
)
入訣
(
イリワケ
)
作枝
(
ツクリエダ
)
丘根
(
ヲネ
)