“房”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふさ54.7%
ふっさ9.4%
へや8.5%
ぼう8.5%
ふう2.6%
ばう2.6%
ふっ1.7%
1.7%
ふつさ1.7%
ぶさ1.7%
バウ0.9%
これ0.9%
ふつ0.9%
ふッさ0.9%
ふツさ0.9%
0.9%
ファン0.9%
ボン0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かキラキラと光る花かんざしや、金モールののある幕の端がだらだらとぶら下って、安い更紗模様のバックが引廻わされている。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
中脊で、もの柔かな女の、り結った島田がれて、おっとりした下ぶくれの頬にかかったのも、もの可哀で気の毒であった。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「……私の汚れ物を皆入れてありますから、それをける間、ちょっとお母さまのおでお待ちしてくださいませ、すぐり除けますから」
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
、天皇後醍醐のおのひとの父であり、天皇の御信任はもちろんのこと、いわゆる“重臣の三”(北畠親房万里小路宣房、吉田定房)
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「可いじやないか、ちやんものむべゑの仲間入するのさ。三人して朝からへゞツてゐることにすりや、いぜ。」
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
が七で一草鞋が一といふ相場だからどつちにしても一熱心かせばは六七るのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その目が素晴らしく大きく鼻と額とっ着いての毛がさり達筆にれ、ドロンとした目をしてこちらを見ている所をこっちから見ると
芝居の、黙阿弥もので見てもわかるが、っさりした散髪を一握り額にこぼして、シャツを着て長靴を穿いているのが、文明開化人だ。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
落人へば、つた番組うしたかもれぬ。……は、草束ねの島田ともえるが、りした男髷つてたから。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
唐黍や立穗に照りつくるしろき旱雲なれ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
落ちつくべき処に落ちついた、と見えます。こんな人ですから、博士の指導を、直観風にもとり容れるだけの用意は、出来て居るのです。教養ある武士出のおさん其儘でした。
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
世間からは私までが夜叉のやうに謂はれる、私がまた其れが死ぬよりもらかツたんですけれども、がゐてゝ見りや、貴方、豈夫に別れることも出來ないじやありませんか。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
さりとんでさげた姫樣へたり、をなめたりして、落着いたでじやれてゐるのを、附添が、つとつけて、びツくりして、! といつてひやつた。
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
櫛巻のりとした、瓜核顔の鼻筋が通って、眉の恍惚した、優しいのが、中形の浴衣に黒繻子の帯をして、片手、その格子に掛けた、二の腕透いて雪をく、下緊の浅葱に挟んで
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
りとするのをねてな、をはさんでめてる、姿さといふてはなかつた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
シラチブチはの小貝川がSの字形に流れたの名で、渦を卷いて澱んでゐる頃は一の繩が下までかぬと言はれた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
軸削機をがちゃ/\ならして、木枠に軸木を並べている房鴻吉に、彼は、なでるように笑ってみせた。の頭は、ホコリで白くなっていた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
其上、平家・盛衰記を端山の村まで弾きに来る琵琶房主があつた。時には、さうした座頭のを、手舁き足舁き連れこんで、隠れ里に撥音を響かせて貰うたりもした。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)