“厘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りん96.0%
もん2.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、お豆腐は一丁五りんであったのを、お豆腐やの前で読んだから知っている。お米のねだんは知らないから書くことが出来ない。
もんでもありさえすりゃ、中汲なかくみだろうが、焼酎しょうちゅうだろうが、徳利の口へ杉箸すぎばし突込つっこんで、ぐらぐらえ立たせた、ピンと来て、脳天へみます、そのね、私等わっしらで御覧なさい、においいだばかりで
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
壮観までも、一違わぬ実感を以て、さながらに描きあらわすのみならず、引続いては、その天変地妖の中から生み出された原始人類、すなわち胎児自身の遠い先祖たちから
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)