“嗅”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
96.1%
かぎ1.6%
0.9%
かが0.5%
かい0.2%
くさ0.2%
けえ0.2%
にお0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“嗅”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語28.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
二人の子供に一匹の犬が川上の方へ歩いて行く。犬は戻って、ちょっとその新聞紙をいで見、また子供のあとへついて行った。
ある心の風景 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
まるで犬は獲物をぎつけた時のように、うずくまりながら足を留めて、いかにも要慎ようじん深く、忍んで進みました。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
次に私は銀貨と銅貨を取り出し、それからくしかぎタバコ入れ、ハンカチ、旅行案内などを、みんな渡しました。
亜米利加土人の煙をたしなみしは、コロムブスが新世界に至りし時、既に葉巻あり、きざみあり、かぎ煙草ありしを見て知るべし。
この置場の入口を少しえで見て、その足でおたなの奉公人たちを一人残らず洗って来い。
「御同役、まあ、ちょっくらこけえらをえでみるとしょうか。」
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形 (新字新仮名) / 林不忘(著)
申すまでもなく、これは麻酔剤をかがしているので……あまり早く少女が覚醒しては困る事があると見えます。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「私は従兄のリケットを旅館へつれてゆく事を欲しなかったので、傍にいた自動車の蔭へA夫人を呼んで、相談をしました。その時大方魔酔剤ますいざいかがされたものと見えます。何卒どうぞ一刻も早く、旅館へ連れていって下さい。うしている間にも、父様の上にどんな恐ろしい事が起るかも知れないのです。」
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
ひとの小便をかいでおこうか。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
違います……そのハンボン・エキスのくさい事というたなら鼻毛が立枯れする位で、それを工合良うビール瓶に詰めて、長崎の仏蘭西フランス人に売りますと、一本一万円ぐらいに売れますなあ。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
——イグナート・イグナートウィッチ! けえでくれ! 嗅でくれ! 医者の口を嗅でくれ!
ピムキン、でかした! (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
水道の敷設がえでもあるのか深く掘り返した黒土が道幅の半分にもりあげられて、やみを照らしたカンテラの油煙が臭いにおいをみなぎらしている。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)