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嗅
ふりがな文庫
“嗅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
96.2%
かぎ
1.4%
け
0.8%
かが
0.4%
かい
0.2%
き
0.2%
くさ
0.2%
くせ
0.2%
けえ
0.2%
にお
0.2%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
彼らの本能的な
嗅覚
(
きゅうかく
)
は、常に
好餌
(
こうじ
)
のある場所を
嗅
(
か
)
ぎ当てる。好餌を発見すると、得たりとばかりごっそり移動し、食欲を満足させる。
鰻の話
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
嗅(か)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かぎ
(逆引き)
失礼ですが、そいつは偏見というものですよ、私にいわせると、
寧
(
むし
)
ろ、
煙管
(
パイプ
)
たばこは
嗅
(
かぎ
)
煙草などよりずっと身体に良いくらいですよ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
嗅(かぎ)の例文をもっと
(7作品)
見る
け
(逆引き)
この置場の入口を少し
嗅
(
け
)
えで見て、その足でお
店
(
たな
)
の奉公人たちを一人残らず洗って来い。
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
嗅(け)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
かが
(逆引き)
申すまでもなく、これは麻酔剤を
嗅
(
かが
)
しているので……あまり早く少女が覚醒しては困る事があると見えます。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
嗅(かが)の例文をもっと
(2作品)
見る
かい
(逆引き)
誰も居なければ盗んでやろうか。
他
(
ひと
)
の小便を
嗅
(
かい
)
でおこうか。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
嗅(かい)の例文をもっと
(1作品)
見る
き
(逆引き)
和歌の
集
(
つど
)
い、
香
(
こう
)
を
嗅
(
き
)
く会、また、
蹴
(
け
)
まり、
散楽
(
さんがく
)
、すごろく、
貝合
(
かいあわ
)
せ、
投扇興
(
とうせんきょう
)
。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嗅(き)の例文をもっと
(1作品)
見る
くさ
(逆引き)
違います……そのハンボン・エキスの
嗅
(
くさ
)
い事というたなら鼻毛が立枯れする位で、それを工合良うビール瓶に詰めて、長崎の
仏蘭西
(
フランス
)
人に売りますと、一本一万円ぐらいに売れますなあ。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
嗅(くさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くせ
(逆引き)
亥「冗談じゃアねえ知らしてくれゝば
嗅
(
くせ
)
え
鰹節
(
かつぶし
)
の一本か
酢
(
すっ
)
ぺい酒の
一杯
(
いっぺい
)
でも持って、旦那お
芽出度
(
めでと
)
うござえやすと云って来たものを」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
嗅(くせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
けえ
(逆引き)
イグナート・イグナートウィッチ!
嗅
(
けえ
)
でくれ! 嗅でくれ! 医者の口を嗅でくれ!
ピムキン、でかした!
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
嗅(けえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
にお
(逆引き)
水道の敷設がえでもあるのか深く掘り返した黒土が道幅の半分にもりあげられて、
暗
(
やみ
)
を照らしたカンテラの油煙が臭い
嗅
(
にお
)
いを
漲
(
みなぎ
)
らしている。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
嗅(にお)の例文をもっと
(1作品)
見る
嗅
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“嗅”を含む語句
嗅覚
嗅煙草
嗅付
嗅出
嗅塩
嗅附
嗅煙草入
酒嗅
見目嗅鼻
嗅𢌞
嗅覚類似
嗅神経葉
嗅煙艸
嗅気
嗅放
嗅感
嗅官
嗅合
嗅分
“嗅”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎
島崎藤村
夏目漱石
北原白秋
泉鏡花
山本周五郎
海野十三
紫式部
横光利一