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投扇興
ふりがな文庫
“投扇興”の読み方と例文
読み方
割合
とうせんきょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうせんきょう
(逆引き)
ここのお館にも、
投扇興
(
とうせんきょう
)
や貝遊びや、また
双六
(
すごろく
)
とか半弓の遊具なども備えてあるにちがいないが、そんな殿上遊戯はお上品すぎておもしろくない。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ムクや、お前とここで
投扇興
(
とうせんきょう
)
をして遊びましょう、わたしが投げるから、お前、取っておいで」
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ひまなときには
伏籠
(
ふせご
)
をおいて着物に
伽羅
(
きゃら
)
をたきしめたり腰元たちと香を聴いたり
投扇興
(
とうせんきょう
)
をしたり
碁盤
(
ごばん
)
をかこんだりしている、お遊さんのはあそびの中にも風流がなければあきませぬので
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
投扇興(とうせんきょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
“投扇興”の意味
《名詞》
少し離れた場所から扇を的に投げ、的と扇の落ちた形により採点し勝敗を決める遊び。投扇。
(出典:Wiktionary)
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“投”で始まる語句
投
投出
投網
投込
投遣
投函
投錨
投掛
投首
投機
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扇投
“投扇興”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
谷崎潤一郎