“伽羅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゃら75.8%
きやら22.7%
キャラ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるひは炬燵こたつにうづくまりて絵本読みふけりたる、あるひは帯しどけなき襦袢じゅばんえりを開きてまろ乳房ちぶさを見せたるはだえ伽羅きゃらきしめたる
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
伽羅きやら大盡磯屋いそや貫兵衞の凉み船は、隅田川をぎ上つて、白鬚しらひげの少し上、川幅の廣いところをつて、中流にいかりをおろしました。
「花見の宴に小袖幕を張り、酒を燗するに伽羅キャラを焚き」
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)