“倶利伽羅紋々”の読み方と例文
読み方割合
くりからもんもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人足、沖仲仕など勇みはだの者が多いといったのは事実であるとみえて、そのうち三人の背から腕には、倶利伽羅紋々の勇ましい彫りものが見えました。
そして、ムリに引きずりだしてみると、これはただ、弦之丞とおぼしい衣類を、頭の上からかぶせられた倶利伽羅紋々の死骸——すなわち仲間の宅助だった。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
身辺の者や悪行仲間に、そんな微量な人情でもあることを気取られるのは、ひどく恥辱だと信じ、倶利伽羅紋々文身に急所が一ヵ所彫り落ちているような考えで
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)