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襦袢
ふりがな文庫
“襦袢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅばん
80.2%
じゆばん
16.9%
シヤツ
1.1%
はだぎ
1.1%
ソローチカ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅばん
(逆引き)
茶店の
床几
(
しょうぎ
)
で
鼠色
(
ねず
)
羽二重
(
はぶたえ
)
の
襦袢
(
じゅばん
)
の
襟
(
えり
)
をした
粗
(
あら
)
い
久留米絣
(
くるめがすり
)
の美少年の姿が、ちらりと動く。今日は彼は茶店の卓で酒を
呑
(
の
)
んでいるのだ。
桃のある風景
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
襦袢(じゅばん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
じゆばん
(逆引き)
船頭は
竿
(
さを
)
を弓のやうに張つて、長い
船縁
(
ふなべり
)
を往つたり来たりした。
竿
(
さを
)
を当てる
襦袢
(
じゆばん
)
が
処々
(
ところどころ
)
破れて居た。
一竿
(
ひとさを
)
毎に船は段々と
下
(
くだ
)
つて行つた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
襦袢(じゆばん)の例文をもっと
(47作品)
見る
シヤツ
(逆引き)
今日阪神電車に乗ると、私の前に
齢
(
とし
)
の頃は四十恰好の職人風らしい男が腰をかけてゐた。
木綿物
(
もめんもの
)
だが
小瀟洒
(
こざつぱり
)
した
身装
(
みなり
)
をしてゐるのにメリヤスの
襦袢
(
シヤツ
)
のみは
垢染
(
あかじ
)
んで薄汚かつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
襦袢(シヤツ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
はだぎ
(逆引き)
余は彼の
燈火
(
ともしび
)
の海を渡り来て、この狭く薄暗き
巷
(
こうぢ
)
に入り、楼上の
木欄
(
おばしま
)
に干したる敷布、
襦袢
(
はだぎ
)
などまだ取入れぬ人家、頬髭長き
猶太
(
ユダヤ
)
教徒の
翁
(
おきな
)
が
戸前
(
こぜん
)
に
佇
(
たゝず
)
みたる居酒屋、一つの
梯
(
はしご
)
は直ちに
楼
(
たかどの
)
に達し
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
襦袢(はだぎ)の例文をもっと
(3作品)
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ソローチカ
(逆引き)
ところが彼女は不意に、誰かが自分の
刺繍
(
ぬひ
)
の
襦袢
(
ソローチカ
)
の袖をひつぱるのに気がついた。振りかへつて見ると、そこには例の白い
長上衣
(
スヰートカ
)
を着た、眼もとのすずしい若者が突つ立つてゐた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
襦袢(ソローチカ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“襦袢”の解説
襦袢(じゅばん、じゅはん、ジバン)は、和服用の下着の一つ。
(出典:Wikipedia)
襦
漢検1級
部首:⾐
19画
袢
漢検1級
部首:⾐
10画
“襦袢”で始まる語句
襦袢肌抜
襦袢胴着
襦袢袴下
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