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じゆばん
ふりがな文庫
“じゆばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
襦袢
94.0%
繻袢
4.0%
汗衫
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襦袢
(逆引き)
膝から兎もすれば
襦袢
(
じゆばん
)
がハミ出しますが、
酣醉
(
かんすゐ
)
が水をブツかけられたやうに
醒
(
さ
)
めて、後から/\引つきりなしに身顫ひが襲ひます。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
じゆばん(襦袢)の例文をもっと
(47作品)
見る
繻袢
(逆引き)
無實
(
むじつ
)
の死に至らしめんとなせし
條
(
でう
)
不埓
(
ふらち
)
の至なり自然後にて昌次郎夫婦がこの世に
存命
(
ながらへ
)
居
(
を
)
らば其方は如何致すぞと申されければ憑司は
彌々
(
いよ/\
)
我が
巧
(
たく
)
みの
顯
(
あら
)
はれしかとは思へども猶ぬからぬ
面
(
おもて
)
にて
恐
(
おそ
)
れながら御奉行樣の仰には御座れども
着類
(
きるゐ
)
帶
(
おび
)
繻袢
(
じゆばん
)
に至るまで悴に相違御座りませぬと言張を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
じゆばん(繻袢)の例文をもっと
(2作品)
見る
汗衫
(逆引き)
常の衣の上に
粗𣑥
(
あらたへ
)
の
汗衫
(
じゆばん
)
を被りたるが、その
衫
(
さん
)
の上に縫附けたる
檸檬
(
リモネ
)
の
殼
(
から
)
は大いなる
鈕
(
ぼたん
)
に
擬
(
まが
)
へたるなり。肩と
鞾
(
くつ
)
とには青菜を結びつけたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
薄き
汗衫
(
じゆばん
)
一枚、
鞣革
(
なめしがは
)
の
袴
(
はかま
)
一つなるが、その袴さへ、
控鈕
(
ボタン
)
脱
(
はづ
)
れて膝のあたりに垂れかゝりたるを、心ともせずや、「キタルラ」の
絃
(
いと
)
、おもしろげに掻き鳴して坐したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
じゆばん(汗衫)の例文をもっと
(1作品)
見る
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