“殼”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
から76.5%
がら17.6%
いが2.9%
かひこ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また貝殼かひがら一方いつぽうしかないといふことは、自然しぜんにたまつたものでなく、むかしひとつてからをすてたものであるといふほかはないのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
私が千之助の変り果てた脱けがらだと言ふことも解りませうが、そんな事をする前に、私は、自分の敵が討ちたかつたので御座います
栗のいがが又、大きく口をく頃に成りますと、毎朝私達は裏の方へ馳附かけつけて行つたものです。そして風に落された栗を拾はうとして、樹の下を探し𢌞つたものです。
大后の幸でませる故は、奴理能美がへる蟲、一度はふ蟲になり、一度はかひこになり、一度は飛ぶ鳥になりて、三くさかはあやしき蟲二七あり。