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紅殼
ふりがな文庫
“紅殼”の読み方と例文
新字:
紅殻
読み方
割合
べにがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べにがら
(逆引き)
「つまらねえ事を言ふな——斯うつと、あの浪人者が手習師匠でないとすると、あの袖の赤いのは朱ぢやなくて
紅殼
(
べにがら
)
だ」
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
青き焔の如き波に洗はれたる低き岩根には、
紅殼
(
べにがら
)
の
毛星族
(
まうせいぞく
)
(クリノイデア)いと
繁
(
しげ
)
く着きたるが、その紅の色は水を
被
(
かぶ
)
りて愈〻紅に、岩石の波に觸れて血を流せるかと疑はる。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
天井の低い二階も
階下
(
した
)
も、おもてに向いた方はすべて格子造で、それを
紅殼
(
べにがら
)
で塗り、入口のくゞりの中は土間になつてゐて、裏口迄つきぬけてゐるといつたやうな古風なものだつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
紅殼(べにがら)の例文をもっと
(4作品)
見る
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
殼
部首:⽎
12画
“紅殼”で始まる語句
紅殼塗
検索の候補
紅殼塗
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北原白秋
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