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躯殼
ふりがな文庫
“躯殼”の読み方と例文
新字:
躯殻
読み方
割合
くかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くかく
(逆引き)
〔譯〕死を畏るゝは生後の情なり、
躯殼
(
くかく
)
有つて後に
是
(
こ
)
の情あり。死を畏れざるは生前の性なり、
躯殼
(
くかく
)
を
離
(
はな
)
れて始て是の性を見る。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
〔譯〕
本然
(
ほんぜん
)
の
眞己
(
しんこ
)
有り、
躯殼
(
くかく
)
の
假己
(
かこ
)
有り。須らく自ら
認
(
みと
)
め得んことを要すべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
天之を生みて、天之を
死
(
ころ
)
す、一に天に
聽
(
まか
)
さんのみ、吾れ何ぞ畏れん。吾が性は即ち天なり、
躯殼
(
くかく
)
は則ち天を
藏
(
おさ
)
むるの室なり。
精氣
(
せいき
)
の物と爲るや、天此の室に
寓
(
ぐう
)
す。
遊魂
(
いうこん
)
の
變
(
へん
)
を爲すや、天此の室を
離
(
はな
)
る。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
躯殼(くかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
殼
部首:⽎
12画
“躯”で始まる語句
躯
躯幹
躯殻
躯中
躯体
躯貌
躯高
躯幹骨
“躯殼”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹