“躯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
からだ81.5%
むくろ10.2%
4.6%
1.9%
がら0.9%
たけ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“躯”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語24.2%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究18.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
チチコフは何もすることがないので、後ろに突っ立ったまま、相手のだだっぴろいからだを隅から隅までしげしげと眺めていた。
「巳は男好きだというけれど……」お絹はいささかけちをつけるように言って、からだを壁ぎわの方へ去らして横になった。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
あとをも見ずしていっさんに走り出ずれば、心急こころせくまま手水口の縁に横たわるむくろのひややかなるあしつまずきて
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
獸はたえずはやさを増しつゝ一足毎にとくすゝみ、遂に彼を踏み碎きてその恥づべきむくろを棄つ 八五—八七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
両足獅のごとく尾不釣合に長く、首尾の間確かに二十二足生え、酒樽に似て日に映じて赫耀かくようたり、その眼光りて浄玻璃じょうはりかと怪しまれ、鱗硬くして鍮石しんちゅうを欺く
河の怒りを鎮めむものと巨大なをばをどらせて、
しかし本尊と脇侍の三は、あらゆる災禍と風雨に耐えて、いまもなお白鳳の威容そのままに安置されてある。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
しかし荒廃の法隆寺をうた昔日せきじつの人は、一の仏像さえみることは出来なかったのだ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
日本橋辺にいたことのあるおかなは、やせぎすながらちいさい女であったが、東京では立行かなくなって、T——町へ来てからは、体も芸も一層すさんでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
たけ低く、かしら禿げて、かたばかりのまげいたる十筋右衛門とすじえもんは、略画りゃくがからすひるがえるに似たり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)