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躯
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く
ふりがな文庫
“
躯
(
く
)” の例文
国の臣等と
倶
(
とも
)
に深い哀愁を
懐
(
いだ
)
き、諸共に発願して、三宝に祈念し、一
躯
(
く
)
の釈迦如来の像——太子と等身なるを作り、その
功徳
(
くどく
)
を以て、御病
平癒
(
へいゆ
)
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
是
(
これ
)
迄竪長いゴシツクを見慣れてた目に
此
(
この
)
方形
(
ほうけい
)
に大きな
伊太利
(
イタリイ
)
式ゴシツクの
荘
(
さう
)
美と優美とを兼ねた外観に驚かされた。
外壁
(
ぐわいへき
)
の上の彫像は二千
躯
(
く
)
あると云ふが
一一
(
いちいち
)
に
好
(
い
)
い形をして居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
しかし本尊と脇侍の三
躯
(
く
)
は、あらゆる災禍と風雨に耐えて、いまもなお白鳳の威容そのままに安置されてある。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
その折の自分に、好ましく思われた野辺や、一
躯
(
く
)
の
菩薩
(
ぼさつ
)
像の前に
坐
(
ざ
)
して、ただわけもなく、うつらうつらと一日を遊び過していたい——そういう気持になる。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
“躯”を含む語句
体躯
病躯
痩躯
巨躯
躯幹
老躯
體躯
身躯
躰躯
小躯
短躯
矮躯
形躯
大躯
上躯
長躯
一躯
偉躯
亡躯
白髯痩躯
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