“方形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はうけい50.0%
ほうけい33.3%
かどだつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てうは早く出てブレラの美術館ピナコテカくまで市内の各所をかけ歩いた。スフオルチエスコの古城こじやう方形はうけいの珍しい城であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
部屋は普通家屋の内部に見られるような方形ほうけいをなしたものではなく、三角なりにゆがんでいて、扉のとれたけ放しの入口から、真直まっすぐに幅三尺さんじゃくばかり、長さ一、二けんほどが板敷。
勲章 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
或人あるひととふていはく、雪のかたち六出むつかどなるはまえべんありてつまびらか也。雪頽なだれは雪のかたまりならん、くだけたるかたち雪の六出むつかどなる本形ほんけいをうしなひて方形かどだつはいかん。