『勲章』
寄席、芝居。何に限らず興行物の楽屋には舞台へ出る芸人や、舞台の裏で働いている人たちを目あてにしてそれよりもまた更に果敢い渡世をしているものが大勢出入をしている。 わたくしが日頃行き馴れた浅草公園六区の曲角に立っていた彼のオペラ館の楽屋で、名 …
著者 | 永井荷風 |
初出 | 「新星 第二巻第一号」新生社、1946(昭和21)年1月1日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約14分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約23分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
滴
中
館
懐
緩
風采
騒
合
和
気
窺
述
重
銭
間
香
三尺
入
剥落
匂
取手
塵埃
塵芥
好
寄掛
幾度
掛
掬
方形
最中
果敢
浮
淡
無
破畳
空
脱捨
試
辺
透
通過
頻
一向
一吹
一声
三
下駄
中
丼
交
仔細
仰向
何処
価
側
六区
円顔
出入
初
割箸
博多
危
咎
喧嘩
嘘
囃立
地合
墓碣
外
婆
安
容貌
寄席
寄添
寄集
寐転
寒中
射落
岡持
座頭
弁疏
引伸
当前
彼
後
御免
惣菜
或
手付
手蔓
扮
折重
拭
持合
捜
掌
控所
掴
揃
提
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