トップ
>
丼
ふりがな文庫
“丼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どんぶり
98.9%
どん
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんぶり
(逆引き)
仁右衛門は一片の銀貨を腹がけの
丼
(
どんぶり
)
に入れて見たり、出して見たり、親指で空に
弾
(
はじ
)
き上げたりしながら市街地の方に出懸けて行った。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
其
(
そ
)
の
口
(
くち
)
へ、——
忽
(
たちま
)
ちがつちりと
音
(
おと
)
のするまで、
丼
(
どんぶり
)
を
当
(
あ
)
てると、
舌
(
した
)
なめずりをした
前歯
(
まへば
)
が、
穴
(
あな
)
に
抜
(
ぬ
)
けて、
上下
(
うへした
)
おはぐろの
兀
(
はげ
)
まだら。……
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
丼(どんぶり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
どん
(逆引き)
どれを見ても、カクテール製法の本ばかりだった。一冊売ったらどの位になるのかしら、支那
蕎麦
(
そば
)
に、てん
丼
(
どん
)
に、ごもく寿司、盗んで、すいている腹を満たす事は、悪い事ではないように思えた。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
俺は活動を見て五十銭のうな
丼
(
どん
)
を食べたらもう死んでもいいと云った
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
丼(どん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“丼”の意味
《名詞》
(どんぶり)主に飯や麺類を盛るための陶器または磁器の食器。通常の飯椀よりは大振りであり、しばしば、蓋がついている。丼鉢。
(どんぶり)語義1の容器に、飯を盛り、その上にさまざまな具材をのせて供する料理の分野。丼物。
(出典:Wiktionary)
丼
常用漢字
中学
部首:⼂
5画
“丼”を含む語句
鰻丼
丼鉢
天丼
小丼
丼物
丼飯
大丼
親子丼
一丼
丼池筋
丼飯屋
天婦羅丼
空丼
錦手大丼
飯丼
“丼”のふりがなが多い著者
徳田秋声
中里介山
壺井栄
徳冨蘆花
泉鏡太郎
林芙美子
谷譲次
林不忘
柳宗悦
葉山嘉樹