“どん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドン
語句割合
25.7%
如何17.8%
何様13.8%
午砲8.6%
7.9%
殿5.9%
奈何2.6%
何樣2.6%
2.6%
2.0%
如何様1.3%
号砲1.3%
號砲1.3%
奈樣0.7%
0.7%
0.7%
0.7%
么麼0.7%
何等0.7%
奈様0.7%
突然0.7%
0.7%
鈍物0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初回のときは、別になんとも思わんじゃったけんど、あんまり、毎回じゃけ、なわたしも、変に思うて見るようになりました。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
犬に眼鏡をかけさせたら如何な顔になるだろうと思って掛けてやった。少しも似合わない。するとポチは隣の猫を見て追駆けて行った。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
木村父子の材能が見抜けぬ秀吉でも無く、新領主と地侍とが何様なイキサツを生じ易いものだということを合点せぬ秀吉でも無い。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
勿論、往復とも徒歩なんですから、帰途によろよろ目がんで、ちょうど、一つ橋を出ようとした時でした。午砲!——あの音で腰を抜いたんです。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其留守はなに静で好だろう是からネ其様時にはさず手紙を遣るから来てお泊りよ、二階が広々として、エお出なネお出よお出なね、お出よう
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
おっとまかせろナは可いが、愛の野郎、三尺の尻ッこけで、ぬッと足を出して夜具戸棚を開けた工合、見習いの喜助殿というのでがす。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『助けろと仰ると?』お志保のは急に燃え輝いたのである。『私の力に出来ますことなら、奈何なことでも致しますけれど。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
も見ずに迯行しが殘りし二人は顏見合せい者見たしのの如く何樣な人やらんと思へば何分しく小一町手前みしがの男は聲をその事田町りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日中硝子を焼くが如く、と晴れて照着ける、が、夕凪とともによりと、水も空も疲れたように、ぐったりと雲がだらけて、煤色の飴の如く粘々掻曇って、日が暮れると墨を流し
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
仏が寺門屋下に鴿蛇猪を画いてを表せよと教え(『根本説一切有部毘奈耶』三四)、その他蛇を瞋恚の標識とせる事多きは、右の擬自殺の体を見たるがその主なる一因だろう
如何様なお寺にも過去帳がある。彼は彼の罪亡ぼしに、其の過去帳から彼の餌になった二三亡者の名を写して見よう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
すごすごと勝手に立てば正午の号砲の音たかく、かかる折ふし殊更胸にひびくものなり。
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
めしきは御新造とお口惜しさにはれず、常〻をとなしき理屈づめにやりもなくて、すご/\と勝手てば正午號砲たかく、かゝるふし殊更にひゞくものなり。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
人の幼少な頃——貴女は自分の子供等を見て、その爲すさまを眺めて、それを身に思ひ比べた時、奈樣な感じを起しますか。
私は斯の女の手に抱かれて、奈樣な百姓の娘が歌ふやうな唄を歌つて聞かされたか、そんなことはよく覺えて居りません。
……と言うのが……何でもその日田の御金奉行の野西春行という若侍が、あの騒動の起って以来、毎日、御城内の大目付、川村のお役宅に押しかけて来て
成る限り大切を取って極々の内密に、しかも出来るだけよう下手人を探し出せと言う大目付からの御内達で、お係りのお目付、松倉十内も往生、垂れ冠って御座る。
どれを見ても、カクテール製法の本ばかりだった。一冊売ったらどの位になるのかしら、支那蕎麦に、てんに、ごもく寿司、盗んで、すいている腹を満たす事は、悪い事ではないように思えた。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
俺は活動を見て五十銭のうなを食べたらもう死んでもいいと云った
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
も石獅も、思わず居住居を直した。この臭気も又、忠誠から発するにおいであったかと心を打たれたからである。忠義は、赤穂藩だけのものではなかったと思った。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泉岳寺の寺僧で、一人は一といい、一人は石獅という者だった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
えツ、何だと——么麼な聟君をお世話するかと。……はツはツはツ、余程心配になつて来たナ。大丈夫安心しろ、君達のやうなノラクラ者を御世話する気遣は無いからナ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
シカシこのままにして捨置けば将来何等傷心恨事が出来するかも測られぬ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
母親の無い子供等は奈様な場合でもそんなことに頓着なしに、「節さん、節さん。」
出発 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「弱つた! 君がああして取緊めてくれたのは可いが、この返報に那奴どんな事を為るか知れん。明日あたり突然差押などをせられたららんな」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「……より証拠使用人が大将の為めにみません。第一人格が立派です」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
先生どもにへたから、先生先生ッてんだのさ』と海龜腹立しげにつて、『眞個にお鈍物だね!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)