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何
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どん
ふりがな文庫
“
何
(
どん
)” の例文
「それはもうお請合いたします。今度こそは
何
(
どん
)
な事をしても曲者を嗅ぎ出して、萬に一つも、父上樣に間違のあるやうな事はさせません」
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其留守は
何
(
どん
)
なに静で好だろう是からネ
其様
(
そんな
)
時には
逃
(
のが
)
さず手紙を遣るから来てお泊りよ、二階が広々として、エお出なネお出よお出なね、お出よう
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
古い
家
(
うち
)
だから
何
(
どん
)
なに密と歩いても足音が聞えます、早四郎は床の内で来たなと思っていますと、密と障子を開け、スウー。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
八五郎は聞て
然共々々
(
さうとも/\
)
奴等
(
きやつら
)
の
邪魔
(
じやま
)
をして見ろ後で
何樣
(
どのやう
)
な
意恨
(
いこん
)
を
報
(
かへ
)
されるも知れず
此
(
こん
)
な
間
(
ま
)
の惡ひ日には
又
(
また
)
何
(
どん
)
な惡ひ奴が來るか計られねば早く見世を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『生きて
居
(
ゐ
)
るなら、
何
(
どん
)
なに遠くつても、お金を
持
(
もつ
)
て、訪ねて
行
(
ゆ
)
くけれど、お墓になつて
居
(
ゐ
)
てはねえ!』
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
▼ もっと見る
直ぐ来て呉れねば
何
(
どん
)
なことになるも知れぬと云ふのだから
拠
(
よんどころ
)
ない——実に梅、悪い奴共の
寄合
(
よりあひ
)
だ、警視庁へ掛合つて社会党の
奴等
(
やつら
)
片端から牢へでもブチ込まんぢや安心がならない
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
お村は
何
(
どん
)
なに責められても、お松を殺したとは言はないばかりでなく、考へれば考へるほど、事件があやしくなつて來たのです。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
知らねえのだから仕方がねえや、
何
(
どん
)
なのが
宜
(
よ
)
うごぜえやすえ、長いのが宜うがすかえ、丸いのが宜うがすかえ
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
外
(
ほか
)
で
聞
(
きく
)
とは何所で聞くのだ(谷)夫を知らない様で此事件の探偵が出来る者か夫は
最
(
も
)
う君の常に謂う臨機応変だから己の様に何所を推せば
何
(
どん
)
な音が出ると云う事を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
私には何にも判りません、——
主人
(
やど
)
が亡くなる二三日前から、どうも危ない、此儘で居ると
何
(
どん
)
な事になるか解らないから、これを
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
斯
(
こ
)
う云う訳だが、
予
(
かね
)
てお前も知っての通り、昨年悴が
彼
(
あ
)
アいう訳になって
私
(
わし
)
も
最
(
も
)
う
勤
(
つとめ
)
は辛いし、大きに気力も衰えたから、照に
何
(
どん
)
な者でも養子をして、隠居して楽がしたい訳でもないが
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「あんな綺麗な一人娘に死なれて、親方の氣持はどんなだらう、考へただけでも、私も胸が痛くなる——
何
(
どん
)
な事をされても決して
怨
(
うらみ
)
とは思はない——が」
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
滅多に人を縛らないといふ錢形の親分がお出で下すつたんで、
何
(
どん
)
なに心強いかわかりません。
銭形平次捕物控:011 南蛮秘法箋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
俺のやつた事を、男の恥だつて言ふ者もあるだらうが、俺の身になると、外に工夫も
手段
(
てだて
)
もねえ、俺はどんな目に逢つても、
何
(
どん
)
な事をされても、お松の側に居たかつたんだ——
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あつしが恥を掻く位は何でもないが、笹野樣もことの外の御心配の樣子だし、石原の親分も、緑町の藤六の家で、
何
(
どん
)
な事をしても、親分を伴れて來るやうにつて、首を長くして待つてゐなさる——
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“何”の解説
何(か)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の21番目。
(出典:Wikipedia)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“何”を含む語句
何処
如何
何方
何故
何人
何時
何所
幾何
奈何
何樣
何程
何様
何日
何處
何事
如何様
何家
何分
何等
何者
...