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何分
ふりがな文庫
“何分”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なにぶん
86.1%
なんぷん
5.6%
なんぶん
2.8%
なんぶ
2.8%
どうも
0.9%
いくら
0.9%
なにぶんの
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにぶん
(逆引き)
見捨
(
みすて
)
たと云
廉
(
かど
)
があるゆゑ
道具
(
だうぐ
)
衣類
(
いるゐ
)
は云までもなく百兩の
持參金
(
ぢさんきん
)
はとても返す
氣遣
(
きづか
)
ひなしと思ふゆゑ
夫
(
それ
)
は
損
(
そん
)
をしても
構
(
かまは
)
ぬが
何分
(
なにぶん
)
離縁状
(
りえんじやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何分(なにぶん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なんぷん
(逆引き)
何分
(
なんぷん
)
か
後
(
のち
)
、あの羽根を
傷
(
きずつ
)
けた山鳩は、
怯
(
お
)
ず
怯
(
お
)
ずまたそこへ
還
(
かえ
)
って来た。その時もう草の上の彼は、静な寝息を洩らしていた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何分(なんぷん)の例文をもっと
(6作品)
見る
なんぶん
(逆引き)
幾何学上に称する点や線などは大きさなきものと説いてあるが、しかし針の
尖
(
さき
)
でさえも一
分
(
ぶ
)
一
厘
(
りん
)
の
何分
(
なんぶん
)
の一というように必ず
量
(
はか
)
り得る大きさを有するものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
何分(なんぶん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
なんぶ
(逆引き)
紺の臭いのする新しい
印絆天
(
しるしばんてん
)
に
皮並
(
かわな
)
み
何分
(
なんぶ
)
という股引、首にくい込むようないなせな腹掛け、白木の算盤玉の三尺に豆絞りの手拭で向こう鉢巻。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
何分(なんぶ)の例文をもっと
(3作品)
見る
どうも
(逆引き)
近頃、奥様の
御容子
(
ごようす
)
が、
何分
(
どうも
)
不審なので御座いますよ、先日旦那様が
御帰京
(
おかへり
)
になりました晩、伊藤侯が
図
(
はか
)
らずも
媒酌人
(
ばいしやくにん
)
に
為
(
な
)
つて下ださるからとのお話で
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
何分(どうも)の例文をもっと
(1作品)
見る
いくら
(逆引き)
誠に正直
一途
(
いちず
)
の人で、或る日、本郷
春日町
(
かすがちょう
)
停留場の近所で金を拾い直ぐさま派出所へ届け、落とし主も解りその内より
何分
(
いくら
)
か礼金を出した所、本人は何といっても請け取らないので
幕末維新懐古談:77 西町時代の弟子のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
何分(いくら)の例文をもっと
(1作品)
見る
なにぶんの
(逆引き)
著作家や牧師のやうな
始終
(
しよつちゆう
)
家
(
うち
)
ばかしに
燻
(
くすぶ
)
つてゐるのは一番の困り者で、出来る事なら
船乗
(
ふなのり
)
や海軍軍人のやうな月の半分か、一年の
何分
(
なにぶんの
)
一かを海の上で送つて
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
何分(なにぶんの)の例文をもっと
(1作品)
見る
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“何分”で始まる語句
何分共
何分宜
何分時
何分御頼
検索の候補
何分共
何分宜
何分時
何分御頼
何年分
何億萬分
何時々分
“何分”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
樋口一葉
大阪圭吉
泉鏡太郎
浜尾四郎
夏目漱石
薄田泣菫
柳田国男
作者不詳
新渡戸稲造