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なんぶん
ふりがな文庫
“なんぶん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
何分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何分
(逆引き)
幾何学上に称する点や線などは大きさなきものと説いてあるが、しかし針の
尖
(
さき
)
でさえも一
分
(
ぶ
)
一
厘
(
りん
)
の
何分
(
なんぶん
)
の一というように必ず
量
(
はか
)
り得る大きさを有するものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
彼が結婚後家計
膨脹
(
ぼうちょう
)
という名義の
下
(
もと
)
に、
毎月
(
まいげつ
)
の不足を、京都にいる父から
填補
(
てんぽ
)
して
貰
(
もら
)
う事になった一面には、
盆暮
(
ぼんくれ
)
の賞与で、その
何分
(
なんぶん
)
かを返済するという条件があった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「不承を
有仰
(
おつしや
)
るところは少しも有りはしません、その代り
何分
(
なんぶん
)
か
今日
(
こんにち
)
お
遣
(
つかは
)
し下さい」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おそらく人間として平均の調和を
失
(
うしな
)
えるものは、学者よりも実業家にかえって多いかと思われる。
譬
(
たと
)
えていえば、人の
腕
(
うで
)
は
身幹
(
しんかん
)
に比して
何分
(
なんぶん
)
とか、たいてい一定した割合がある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
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