“盆暮”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぼんくれ66.7%
ぼんく33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“盆暮”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それにもかかわらず、自分の母親のお豊はあまりくは思っていない様子で、盆暮ぼんくれ挨拶あいさつもほんの義理一遍いっぺんらしい事を構わず素振そぶりあらわしていた事さえあった。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
入学の後も盆暮ぼんくれ両度ぐらいに生徒銘々めいめいの分に応じて金子きんすなり品物なり熨斗のしを附けて先生に進上する習わしでありしが、私共の考えに、とてもこんな事では活溌かっぱつに働く者はない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これは栄三郎が乳ばなれしてお兼に暇が出たのちもずっとつづいて、盆暮ぼんくれには母子そろって挨拶にくるのを欠かさない——いまは息子の孫七があとをとって、自前じまえの田畑を耕し、ささやかながら老母を養っている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
しかも物質的に報いられる所ははなはうすく給料等も時々の手当てに過ぎず煙草銭たばこせんにもきゅうすることがあり衣類は盆暮ぼんくれに仕着せを貰うだけであった師匠の代稽古はするけれども特別の地位は認められず門弟や女中共は彼を「佐助どん」と呼ぶように命ぜられ出稽古の供をする時は玄関先で待たされた。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)