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盆槍
ふりがな文庫
“盆槍”の読み方と例文
読み方
割合
ぼんやり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんやり
(逆引き)
学生生活程気楽なものはないと
云
(
い
)
ふ
文句
(
もんく
)
が
何度
(
なんど
)
も
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
された。三四郎は此
文句
(
もんく
)
を聞くたびに、自分の寿命も
僅
(
わづ
)
か二三年の
間
(
あひだ
)
なのか知らんと、
盆槍
(
ぼんやり
)
考へ始めた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
何を
盆槍
(
ぼんやり
)
しているのだろう。見ると、床の間の上下の戸棚といわず、手文庫の中といわず、書棚といわず、手あたり次第引っ掻きまわされてあったが、これは速水のやったものに違いなかった。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
おまえが
盆槍
(
ぼんやり
)
で、向うが槍突きなら
相子
(
あいこ
)
じゃないか。
半七捕物帳:18 槍突き
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
盆槍(ぼんやり)の例文をもっと
(4作品)
見る
盆
常用漢字
中学
部首:⽫
9画
槍
漢検準1級
部首:⽊
14画
“盆”で始まる語句
盆
盆栽
盆地
盆暮
盆石
盆茣蓙
盆踊
盆蓙
盆燈籠
盆供
“盆槍”のふりがなが多い著者
夏目漱石
海野十三
岡本綺堂