“盆蓙”の読み方と例文
読み方割合
ぼんござ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、眼を血走らせているのは袁彦道えんげんどうの胴元、盆蓙ぼんござの周りには、十四、五人の男が、同じように、生唾なまつばを呑んで、よからぬなぐさみに夢中のてい
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ、せっかくのお角さんの清興の席の前へ、右の一団のならず者、よた者が集まって、盆蓙ぼんござを敷いてしまったことだけは眼前の事実です。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そうさ、勝負は、いずれその中、盆蓙ぼんござの上でするとしよう」
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)