トップ
>
何分
>
なんぶ
ふりがな文庫
“
何分
(
なんぶ
)” の例文
紺の臭いのする新しい
印絆天
(
しるしばんてん
)
に
皮並
(
かわな
)
み
何分
(
なんぶ
)
という股引、首にくい込むようないなせな腹掛け、白木の算盤玉の三尺に豆絞りの手拭で向こう鉢巻。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
学問のある人の書くような読み易い字で、帳面をば附けたなら私共の商売は上ったりで……。つまり
何分
(
なんぶ
)
かの
口銭
(
こうせん
)
を取った上に、数える時に儲ける。帳面に附ける時に又輪をかける。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
だれが
何分
(
なんぶ
)
延びたというしるしを鉛筆で柱の上に
記
(
しる
)
しつけて置いた。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“何分”で始まる語句
何分共
何分宜
何分時
何分御頼