“何程”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いくら29.1%
どれほど21.5%
なにほど20.3%
なんぼ12.7%
いかほど6.3%
どんな3.8%
どんなに2.5%
いく1.3%
いつかばち1.3%
どのくれえ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“何程”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 金工芸100.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア75.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸11.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「お前さん怒るなら何程いくらでもお怒り。今夜という今夜は私はどうあっても言うだけ言うよ」とお源は急促込せきこんで言った。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
高原にて路に迷う すると広い原の中でどういう風にみちを失ったのか何程いくら行ってもその川のあるところに出ない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
何程どれほど甘味うまみのあると云ふではないが、さびのある落ちついた節廻しは一座をしんとさせることが出来た。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)
和尚さんが学校を退くことに成つて、飯山へ帰る迄の私の心配は何程どれほどだつたでせう——丁度、今から十年前のことでした。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
れゆえ緒方の書生が幾年勉強して何程なにほどエライ学者になっても、とんと実際の仕事に縁がない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
とうさんは子供心こどもごゝろにも、そんな惡戲いたづらをするむら人達ひとたち何程なにほどにくんだかれません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
笑談ぜうだん言つちやいけませんよ、何程なんぼ意気地の無い裁判官でも、警視庁の命令に従ひはしませんからネ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
何程なんぼでもえだ。明日アけえり荷だで、ぐ時ア空馬車つぱつてぐのだもの。』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
何程いかほどばかりで是は御譲りに成る御積りなんですか。』と亭主は丑松の顔を眺めて、さも持余したやうに笑つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
禄は何程いかほどであったか、七、八百石位でもあったか内証豊かな旗下であった。
奥様の御喜悦よろこびは、まあ何程どんなで御座ましたろう、——その晩は大した御馳走でした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
殿下の御喜悦よろこび何程どんなでしたろう。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「よう御座んす。沢山たんと仰い」と奥様はすこし甘えて、「ですがねえ、桜井さん、私は何程どんなに酔いたいと思っても、苦しいばかりで酔いませんのですもの」
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
裁判は警視庁や内務省がるんで無いからナ——何程どんなに牽強付会をした所で、官吏侮辱位のものだ、二月か三月の重禁錮ぢゆうきんこだ、——僕ア外国へ逃げでもしなけりや
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「何、うめあわせをせよというか。いと易いことじゃ、何程いくらでもしよう。鉄棒の刺身はいかがじゃな」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
だって何程いつかばちのこともあるめえ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
何程どのくれえまあ兄貴もお前の為に心配して居たものだか。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)