“如何程”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いかほど87.5%
どんなに12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日こんにちこれ復興ふくこうするをべし、而してその復興ふくこうはうたるや、安楽椅子あんらくいすかゝり、或は柔軟じうなんなる膝褥しつぢよくうへひざまづ如何程いかほど祈祷きたう叫号きうごうするも無益むえきなり
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
又、警察は、私の陳述によって、八十位に見える例の怪老人のことも知ったのであるが、その様な老人は、如何程いかほど探索しても、発見することが出来なかった。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
かたへには一人、の老婆の身を縮めて「剛様、今夜は又たときは寒う御座んすから何卒どうぞ、御気を着け遊ばしてネ——貴郎あなたが行つて下ださるので、如何程どんなに安心で御座いませう」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)