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手桶
ふりがな文庫
“手桶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ておけ
81.1%
てをけ
18.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ておけ
(逆引き)
ばあさんが
古手桶
(
ふるておけ
)
を下げて出て参り升て、私どもの腰かけてる
側
(
かたはら
)
の小川の中へ
手桶
(
ておけ
)
を浸し、半分ほどはいつた水を重気に
持
(
もち
)
あげ升た。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
そこへ相役の一人が供先から帰って
真裸
(
まはだか
)
になって、
手桶
(
ておけ
)
を
提
(
さ
)
げて井戸へ水を汲みに行きかけたが、ふとこの小姓の寝ているのを見て
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
手桶(ておけ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
てをけ
(逆引き)
お
品
(
しな
)
は
復
(
ま
)
た
天秤
(
てんびん
)
を
卸
(
おろ
)
した。お
品
(
しな
)
は
竹
(
たけ
)
の
短
(
みじか
)
い
天秤
(
てんびん
)
の
先
(
さき
)
へ
木
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
で
拵
(
こしら
)
へた
小
(
ちひ
)
さな
鍵
(
かぎ
)
の
手
(
て
)
をぶらさげてそれで
手桶
(
てをけ
)
の
柄
(
え
)
を
引
(
ひ
)
つ
懸
(
か
)
けて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そこも
父
(
とう
)
さんの
好
(
す
)
きなところで、
家
(
うち
)
の
人
(
ひと
)
が
手桶
(
てをけ
)
をかついで
來
(
き
)
たり、
水
(
みづ
)
を
汲
(
く
)
んだりする
側
(
そば
)
に
立
(
た
)
つて、それを見
る
(
み
)
のを
樂
(
たのし
)
く
思
(
おも
)
ひました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
手桶(てをけ)の例文をもっと
(20作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
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手水桶
“手桶”のふりがなが多い著者
島崎藤村
井上円了
三遊亭円朝
徳冨蘆花
壺井栄
永井壮吉
樋口一葉
泉鏡花
ニコライ・ゴーゴリ
夏目漱石