“鍵”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かぎ86.6%
キー6.7%
キイ5.5%
けん0.8%
ラッチ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鍵”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語71.2%
文学 > 英米文学 > 小説 物語14.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして考えこむようにうつむいて上目をしながら、両手をふところにさし込んでかぎ腹帯はらおびらしい所にしまい込んだ。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
してみれば、つい先刻その門を開いて閉ざした男は、開門鉤かいもんかぎではなく一つのかぎを持っていたことは確かである。
彼はその室にはいり、なつかしげにキーをなで、腰をおろしてしまって、帽子をかぶりマントを着たままで、演奏し始めた。
彼女はまたピアノに手を置き、ふたたびやってみ、ふたたび経過句を間違え、キーをうちたたき、そして嘆息した。
「そこが一つの解決のキイです。アルゼンチンに成長異常例があるだろうということは、私の推理から遂に云い当てたことです」
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
注意と不愉快とにたまらなくなり、ほおや鼻に大粒の涙を流しながら、彼は白や黒のキイの上に小さな赤い手を動かした。
いさぐるピアノのけんうつつなき高音たかねのはしり、
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ピヤニストの指がまるでひとりでのようにけんをたたくのに似ている。
小刀の味 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
今玉のようなかいなをさし伸べて戸のラッチをはずそうとしている。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)