“キー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
84.2%
鍵盤10.5%
鍵板5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事件に関係のありそうな「謎」は後から後へと山積さんせきしたものの、これを解くべき「キー」らしいものは一向に見当らないのだった。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
女弟子らはもう軽侮の様子を見せていて、彼が鍵盤キーの上の指の置き方を正してやろうとして手でさわっても、もはや身を震わすようなことはなかった。すると彼は陰鬱いんうつな顔付をしてもどって来た。
小坂三吉という五つになる小さな子供は、鍵板キーに手が届き兼ねる位なのだが、著しい巧妙さを以て、簡単な曲をピアノで弾いた(図624)。