“鍵孔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぎあな85.7%
キイホール14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人が見戍みまもっているうちに、法水は長い糸を用意させて、それを外側から鍵孔かぎあなくぐらせ、最初鍵の輪形の左側を巻いてから、続いて下からすくって右側を絡め
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
勝手元の引戸ひきどに、家の割には、たいへん頑丈がんじょうで大きい錠前じょうまえが、かかっていた。わしは、懐中ふところを探って、一つの鍵をとり出すと、鍵孔かぎあなにさしこんで、ぐッとねじった。
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼はそれを取り出して、扉の鍵孔キイホールへ突込んで見る。鍵は「廻れ右」をする。扉に錠が下りたのだ。