“掬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すく66.0%
10.2%
きく9.1%
むす7.1%
しゃく2.3%
1.1%
しやく0.8%
スク0.8%
ムス0.8%
すくひ0.6%
つか0.3%
しゃ0.3%
すくい0.3%
むすび0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫は悲しさに、もろ手を以てはうとする。んでも/\水のやうに、手股から流れ去る白玉——。玉が再び砂の上に並んで見える。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ある日其処を通りかゝると、頭を島田に結つた十七八の女が、壺から水をむでから持つて来たらしい硝子瓶に入れてゐるのがある。
彼が死に到るまで、その父母に対してはより、その兄妹に対して、すべき友愛の深情をえたるは、りその天稟のみにあらず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
姫は悲しさに、もろ手を以てはうとする。んでも/\水のやうに、手股から流れ去る白玉——。玉が再び砂の上に並んで見える。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
などと、頤でって、を指した。そこには女学校に通うているらしい十七、八の桃割の、白い襟首と肥えた白い頬とが側面から見えた。
性に眼覚める頃 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
それを最初は強い火にかけて上へ浮いて来るアクを幾度丁寧くい取って三十分間煮てアクがいよいよ出なくなったら火を弱くして一時間煮詰めるのです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
温泉場普請でもには、下手大工真似もする。にはつてすだが、祖父殿は、繁昌での、藩主様奥御殿の、お雛様へさしたと……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
其でも、玉を拾ひ續ける。玉は水隱れて、見えぬ樣になつて行く。姫は悲しさに、もろ手を以てはうとする。んでも/\、水のやうに手股から流れ去る白玉——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
其でも、玉を拾ひ續ける。玉は水隱れて、見えぬ樣になつて行く。姫は悲しさに、もろ手を以てはうとする。んでも/\、水のやうに手股から流れ去る白玉——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
一妓社のに入りて立かへり石の水盤たる水をひしはりしならん。
「その御子を取らむ時に、その母王をもひ取れ。御髮にもあれ、御手にもあれ、取り獲むまにまに、みてき出でよ」
おいらもそう思ってるんだが、それからそれへと用がいてくるんで、からくい出さないと、用が腐っちまうから仕方がないなんて笑って取り合いませんので。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
胸の動悸を静めるために、こおるが如きかけひの水を一して、冷たい石段に腰を下しました。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
有一日伏姫は。に水をんとて。石湧給ふに。横走せし止水に。うつるわが影を見給へば。そのは人にして。は正しく犬なりけり。」云々