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掬上
ふりがな文庫
“掬上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くみあ
50.0%
すくいあ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くみあ
(逆引き)
種彦は初めてほっと吐息を
漏
(
もら
)
し、息切れのする苦しさに石垣の下なる
杭
(
くい
)
につかまり身を
這
(
は
)
わせるようにして
掌
(
てのひら
)
に夜の流を
掬上
(
くみあ
)
げようとすると、偶然にも
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
のように漂って来る
一箇
(
ひとつ
)
の
杯
(
さかずき
)
。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
掬上(くみあ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すくいあ
(逆引き)
「おっと直ぐに、そう目の色を変えるから困る。
鯰
(
なまず
)
に網を打ちはしまいし、誰が沼の中から、
掬上
(
すくいあ
)
げるもんか。」
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掬上(すくいあ)の例文をもっと
(1作品)
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掬
漢検準1級
部首:⼿
11画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“掬”で始まる語句
掬
掬出
掬摸
掬網
掬樹
掬汀
掬水楼
掬切
掬飲
掬投
“掬上”のふりがなが多い著者
永井荷風
泉鏡花