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掬出
ふりがな文庫
“掬出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くみだ
50.0%
すくいだ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くみだ
(逆引き)
さて
通口
(
かよひぐち
)
に
組違
(
くみちが
)
へて、
角
(
かど
)
のない
千兩箱
(
せんりやうばこ
)
を
積重
(
つみかさ
)
ねた
留桶
(
とめをけ
)
を、
片手掴
(
かたてづか
)
みで、
水船
(
みづぶね
)
から
掬出
(
くみだ
)
しては、つかり
加減
(
かげん
)
な
處
(
ところ
)
を
狙
(
ねら
)
つて
十杯
(
じつぱい
)
ばかり
立續
(
たてつゞ
)
けにざぶ/\と
打
(
ぶ
)
ちまける。
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
掬出(くみだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すくいだ
(逆引き)
歯磨屋
(
はみがきや
)
の
卓子
(
テエブル
)
の上に、お
試用
(
ためし
)
に
掬出
(
すくいだ
)
した粉が白く散って、売るものの
鰌髯
(
どじょうひげ
)
にも
薄
(
うっす
)
り霜を置く——初夜過ぎになると、その
一時
(
ひととき
)
々々、大道店の
灯筋
(
あかりすじ
)
を、霧で
押伏
(
おっぷ
)
せらるる間が次第に間近になって
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掬出(すくいだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
掬
漢検準1級
部首:⼿
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“掬”で始まる語句
掬
掬上
掬摸
掬網
掬樹
掬汀
掬水楼
掬切
掬飲
掬投
“掬出”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花