“狙”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ねら88.5%
4.0%
ねらい3.4%
ねろ1.2%
0.9%
ねらひ0.9%
うかが0.3%
0.3%
0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“狙”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.6%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かくて、女性がこれぞと思う作家にねらいをつけて、これをサロンに手なずけておこうという段になると、彼女はお世辞、お愛想
僕は、数丈のうわばみがぺろぺろ赤い舌を出し、この家のうちをねらって巻きつくかのような思いをもって、裏手へまわった。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
大牟田公平の事を考え出すと、彼女は昼間の町中でも、思わず背を振向いて、何かにけられているようなまなざしをした。
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
執念ぶかく追いかけて来た敵の大庭景親の兵は、頼朝が、どうくらまそうとしても、においをぎ知って、まとって来た。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とすると、ねらいをつけつつ、こそこそと退いてござったあの町中まちなかの出窓などが、老人の目的めあてではないか。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
帆村はピストルを怪塔王の目にねらいをつけ、もし相手がうごけば、すぐさま引金をひく決心をしていました。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
折角の巨人、いたずらに、だだあ、がんまの娘をねろうて、鼻の下の長きことその脚のごとくならんとす。
遠野の奇聞 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「左様、そなたは、大方、他人のいのちをねろうている——」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
畜生め、若い時は、一手ひとて、手裏剣も心得たぞ——とニヤニヤと笑いながら、居士が石を取ってったんです。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
らった上は決してがさぬ。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
いきほひじようじて、立處たちどころ一國一城いつこくいちじやうあるじこゝろざしてねらひをつけたのは
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「驚いて氣をうしなつたらしい。傷は大したことぢやない。ねらひが外れて脇腹をかすられただけのことで、うみさへ持たなきや、二たまわりもすると癒るだらう」
フルトヴェングラーの「パルジファル」は、これも天下一品的なもので、ストコフスキーほどの業師わざしでもその境地はうかがい得ないだろう。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
『荘子』にという。
得手吉とは男勢の綽号あだなだが猴よくこれを露出するからの名らしく、「神代巻」に猿田彦の鼻長さ七、『参宮名所図会』に猿丸太夫は道鏡の事と見え、中国でこうというも且は男相の象字といえば(『和漢三才図会』十二)、やはりかかる本義と見ゆ。
タレタ冬ノ街衢カラ獣血ニソマル
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)