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狙
ふりがな文庫
“狙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねら
88.3%
つ
4.4%
ねらい
3.3%
ねらひ
1.1%
ねろ
1.1%
ね
0.8%
そ
0.3%
うかが
0.3%
ウ
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねら
(逆引き)
「構はないとも、
狙
(
ねら
)
はれてるのは聟だらう。その聟が此處に居るんだもの、平次が
斯
(
か
)
う附いてゐるほど確かなことはないぢやないか」
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
狙(ねら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つ
(逆引き)
ところが、
太史慈
(
たいしじ
)
は、稀代な騎乗の上手であった。
尾側
(
びそく
)
へ
狙
(
つ
)
けいろうとすると、くるりと駒を躍らせて、こっちの後ろへ寄ってくる。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狙(つ)の例文をもっと
(16作品)
見る
ねらい
(逆引き)
遊女
(
おいらん
)
は気がせいたか、少し
狙
(
ねらい
)
がはずれた処へ、その胸に伏せて、うつむいていなすった、鏡で、かちりとその、剃刀の刃が留まったとの。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
狙(ねらい)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
ねらひ
(逆引き)
此
(
こ
)
の
勢
(
いきほひ
)
に
乘
(
じよう
)
じて、
立處
(
たちどころ
)
に
一國一城
(
いつこくいちじやう
)
の
主
(
あるじ
)
と
志
(
こゝろざ
)
して
狙
(
ねらひ
)
をつけたのは、あらう
事
(
こと
)
か、
用人
(
ようにん
)
團右衞門
(
だんゑもん
)
の
御新造
(
ごしんぞ
)
、おきみ、と
云
(
い
)
ふ、
年
(
とし
)
は
漸
(
やうや
)
く
二十
(
はたち
)
と
聞
(
き
)
く
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
狙(ねらひ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ねろ
(逆引き)
いつもこそこそと拙者をつけ
狙
(
ねろ
)
うておるくせに、なぜ今ここへ
真
(
ま
)
っ
向
(
こう
)
に躍り立って、いさぎよく弦之丞へ名乗りかけぬか。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狙(ねろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ね
(逆引き)
畜生め、若い時は、
一手
(
ひとて
)
、手裏剣も心得たぞ——とニヤニヤと笑いながら、居士が石を取って
狙
(
ね
)
ったんです。
半島一奇抄
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
狙(ね)の例文をもっと
(3作品)
見る
そ
(逆引き)
後人
母猴
(
もこう
)
と
訛
(
なま
)
りまたいよいよ訛って
獼猴
(
みこう
)
とす。猴の形、
胡人
(
こひと
)
に似たる故
胡孫
(
こそん
)
という。『荘子』に
狙
(
そ
)
という。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
狙(そ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うかが
(逆引き)
フルトヴェングラーの「パルジファル」は、これも天下一品的なもので、ストコフスキーほどの
業師
(
わざし
)
でもその境地は
狙
(
うかが
)
い得ないだろう。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
狙(うかが)の例文をもっと
(1作品)
見る
ウ
(逆引き)
狙
(
ウ
)
タレタ冬ノ街衢カラ獣血ニソマル
逸見猶吉詩集
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
狙(ウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
狙
常用漢字
中学
部首:⽝
8画
“狙”を含む語句
空巣狙
狙撃
狙矢
附狙
付狙
狙仙
狙撃弾
狼狙
諸道聴耳世間狙
狙射
狙所
狙撃兵
狙撃犯人
狙撃連隊
猨狙
獱狙
“狙”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
泉鏡太郎
泉鏡花
三遊亭円朝
野村胡堂
谷崎潤一郎
海野十三
柳田国男
島崎藤村