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狙
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ねろ
ふりがな文庫
“
狙
(
ねろ
)” の例文
いつもこそこそと拙者をつけ
狙
(
ねろ
)
うておるくせに、なぜ今ここへ
真
(
ま
)
っ
向
(
こう
)
に躍り立って、いさぎよく弦之丞へ名乗りかけぬか。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
折角の巨人、いたずらに、だだあ、がんまの娘を
狙
(
ねろ
)
うて、鼻の下の長きことその脚のごとくならんとす。
早地峰
(
はやちね
)
の高仙人、
願
(
ねがわ
)
くは
木
(
こ
)
の葉の
褌
(
こん
)
を緊一番せよ。
遠野の奇聞
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「左様、そなたは、大方、他人のいのちを
狙
(
ねろ
)
うている——」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
すなわち、川尻、敷浪の両地を抑えれば、いかに、この末森城からのろしを揚げても、その中間が断たれているため、用をなさぬことを、
狙
(
ねろ
)
うたものじゃよ。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狙
常用漢字
中学
部首:⽝
8画
“狙”を含む語句
空巣狙
狙撃
狙矢
附狙
付狙
狙仙
狙撃弾
狼狙
諸道聴耳世間狙
狙射
狙所
狙撃兵
狙撃犯人
狙撃連隊
猨狙
獱狙