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附狙
ふりがな文庫
“附狙”の読み方と例文
読み方
割合
つけねら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つけねら
(逆引き)
さても和殿に追はれし日より、わが身
仇敵
(
かたき
)
と
附狙
(
つけねら
)
はれては、
何時
(
いつ
)
また怎麼なる事ありて、われ遂に討たれんも知れず。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
絶えず誰かに
附狙
(
つけねら
)
はれて居るやうな気がして、其方の心配と屈託と
恐怖
(
おそれ
)
とで、見たり聞いたりすることには何の興味も好奇心も起らないのであつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
えゝ
彼
(
かれ
)
は此の一角を
予
(
かね
)
て
敵
(
かたき
)
と
附狙
(
つけねら
)
うことは風説にも聞いていたが、全く左様と見える、うっかり明けて、
角力取
(
すもうとり
)
などを連れてずか/\這入られては困るから能く気を附けろ、えゝ全く一人か
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
附狙(つけねら)の例文をもっと
(5作品)
見る
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
狙
常用漢字
中学
部首:⽝
8画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附絡
“附狙”のふりがなが多い著者
巌谷小波
島崎藤村
三遊亭円朝
泉鏡花