“附合”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つきあ30.6%
つきあい30.6%
つきあひ16.7%
つけあい8.3%
つきあつ2.8%
つきええ2.8%
つけあひ2.8%
つけあわせ2.8%
づきあい2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたしがだんだん陽気になるのに、あんたはだんだん陰気になっちゃあ、お附合つきあいが出来ないじゃありませんか。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
其頃、代助の学友に菅沼すがぬまと云ふのがあつて、代助とも平岡とも、親しく附合つきあつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この時奥さんは、どうも秀麿の話は気乗がしていない、附合つきあいに物を言っているようだと云う第一印象を受けたのであった。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
今日までこの通りに仲好く附合つきあいはして居るが、先方の人がいつ何時なんどき変心せぬとう請合はむずかしい。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
あかりのついた、お附合つきあひとなりまどから、いはさんの安否あんぴかうとしでもしたのであらう。
夜釣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ぼくとは、学校の関係で……Fさんも、ずッと、慶応義塾だつた……医者対患者の附合つきあひ以上の附合をもつた。
十年…… (新字旧仮名) / 久保田万太郎(著)
子規はその著述の中において、附合つけあいすなわち芭蕉翁の唱導した俳諧の連歌は、文学でないと明言しているのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この本と以前の各派の俳諧とを比べて見て、最もはっきりした相異は分量すなわち附合つけあいの長さであった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
るをばまちかねて結城ゆふきさん今夜こんやわたしすこ面白おもしろくないことがあつてかはつてまするほどに其氣そのき附合つきあつくだされ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
はばかんながら大橋からこっちの床屋はな、山の手の新店だっても田舎の渡職人わたりじょくにん附合つきええはしねえんだ、おともだち
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「山はまだ花の香もあり時鳥ほととぎす、井月。ところどころに滝のほのめく、文室」——そんな附合つけあひも残つてゐる。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
附合つけあわせ物には馬鈴薯を湯煮ゆで裏漉うらごしに掛けいも一斤にバター大匙半分、牛乳大匙二杯、塩小匙一杯の割合にて混ぜ火に掛け能く掻廻かきまわして煮たる物を用ゆ。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
お雪の生家では、出来ない相談として、モルガンに養子に来てくれといったが、モルガン一族は親類附合づきあいすらしないというのだ。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)