“格子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうし74.1%
かうし19.3%
ごうし5.1%
がうし0.5%
カクシ0.5%
コウシ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“格子”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語23.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
津田はその上半部じょうはんぶすかぼりのようにまれた厚い格子こうしの中を何気なくのぞいた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それは京都に共通な暗い陰気な作りの上に、柱や格子こうしを黒赤く塗って、わざと古臭ふるくさく見せた狭い貸家であった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二階へ上つて來た。鐵格子へ掴まつて、腕の脱けるほどゆすぶつた。からだをぶら下げた。が格子かうしは、ミシリともしなかつた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
ざんざりにつてた、ところがね、格子かうしさきへつて、雨宿あまやどりをして、出窓でまどから
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
足を拭いていると、帳場格子ごうしにいた会田屋の老主人が、ちらと見て、初めて気がついたように筆を耳にはさんで出てきた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
千恵は上靴うわぐつの音を忍ばせて、こつそり廊下の小窓へ寄つて、唐草模様の銅格子ごうしごしにそつと堂内をのぞき込みました。
死児変相 (新字旧仮名) / 神西清(著)
今日けふは菊五郎格子がうしの着物も着て来なかつた。
六日間:(日記) (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
ヒ→ウ(「オトヒト」がオトウト、「ヲヒト」がヲウト、「喚ばひて」がヨバウテ、「酔ひて」がヱウテなど)ク→ウ(「格子カクシ」がカウシ、「口惜しく」がクチヲシウなど)はこれについで古く
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
リョウノ太キ格子コウシヘダテテ訪ネ来ル手ハ、黄八丈キハチジョウノ着物ニ鹿シボリノ広帯ヲ締メ、オ河童カッパニ三ツノアカキ『リボン』ヲ附ク、今ヨリ約十八年ノ昔ナリ。名乗リ出デヨ吾ガ双生児ノ同胞ハラカラ
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)