“格子門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうしもん66.7%
こうしもん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯何事も耻かしうのみ有けるに、或る霜の朝水仙の作り花を格子門かうしもんの外よりさし入れ置きし者の有けり、れの仕業と知るよし無けれど
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たゞ何事なにごとはづかしうのみありけるに、しもあさ水仙すいせんつくばな格子門かうしもんそとよりさしきしものありけり、れの仕業しわざるよしけれど
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ふたりは、エリーザが格子門こうしもんをぬけて、墓地のなかへ消えていくところをみました。そばへ寄ってみますと、血を吸う魔物どもが、エリーザが見たとおりに墓石のうえにのっていました。