“格子越”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうしご50.0%
かうしごし25.0%
こうしごし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金光燦爛さんらんたる祭壇の蝋燭ろうそくも数世紀前の光であった。壁に沿うて交番小屋のようなものがいくつかあった、その中に隠れた僧侶そうりょが、格子越こうしごしに訴える信者の懺悔ざんげを聞いていた。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
椅子いすつてい。貴樣きさまつてれ。』と、かれ格子越かうしごし書留かきとめ手紙てがみかれ差出さしだしてゐる農婦のうふ怒鳴どなつける。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
椅子いすってい。貴様きさまっておれ。』と、かれ格子越こうしごし書留かきとめ手紙てがみかれ差出さしだしている農婦のうふ怒鳴どなつける。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)