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竹格子
ふりがな文庫
“竹格子”の読み方と例文
読み方
割合
たけごうし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけごうし
(逆引き)
縁側
(
えんがわ
)
へ腰をかけたりして、勝手な出放題を並べていると、時々向うの芸者屋の
竹格子
(
たけごうし
)
の窓から、「
今日
(
こんち
)
は」などと声をかけられたりする。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
苦界
(
くがい
)
十年親のために身を売りたる遊女が
絵姿
(
えすがた
)
はわれを泣かしむ。
竹格子
(
たけごうし
)
の窓によりて唯だ
茫然
(
ぼうぜん
)
と流るる水を眺むる芸者の姿はわれを喜ばしむ。
浮世絵の鑑賞
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
路次の中へ路次が通じて
迷図
(
めいず
)
のように紛糾した処には、一二年前まで私娼のいた
竹格子
(
たけごうし
)
の附いた
小家
(
こいえ
)
が雑然と
簷
(
のき
)
を並べていたが、今は皆禁止せられて、
僅
(
わず
)
かに残った家は
水魔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
竹格子(たけごうし)の例文をもっと
(14作品)
見る
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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