“竹刀”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しない82.7%
しなひ13.6%
しなへ1.2%
ちくとう1.2%
やっとう1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“竹刀”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ですから、竜之助さんも、竹刀しないの中で育ったもので、十二三の時に、大抵の武者修行が、竜之助さんにかないませんでした。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかるべき系統を伝えて、竹刀しないの響を立てていることとばかり信じて立寄って来るのですから、その度毎たびごとに与八は
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
もつとも、この主人は強さうだ。金貸しでは鬼と言はれたが、竹刀しなひだこや面摺めんずれから見ると、隨分武藝に苦勞した人らしいな」
「眞新しい竹刀しなひがあり、弓矢があり、隣りのお部屋には、近頃り立ての青表紙や、机の上には——」
ある未亡人びばうじんなどは日本の物事と云へばなにでも愛着して、同じ仲間の婦人と竹刀しなへを執つて撃剣をしたり経を読んだりなんかするさうだ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
是から竹刀ちくとうを買って来て、間が有れば前の畑にむしろを敷きまして剣術を教えまするが、親の敵姉の敵夫の敵を捜して、水司又市を討たんければ成らぬと云う一心でございますから、教えようも教えよう
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
三河町の千代鶴は、もう十町も手前のほうへと通り越してしまっていた。しきりに竹刀やっとうの声が聞こえ、もうじき於玉ヶ池の千葉先生の道場ちかくへすらきていたのだった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)