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納戸
ふりがな文庫
“納戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なんど
99.4%
ぬりごめ
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんど
(逆引き)
人間のこしらえてやった寝床ではどうしても安心ができないと見えて、
母猫
(
ははねこ
)
はいつのまにか
納戸
(
なんど
)
の高い
棚
(
たな
)
の奥に四匹をくわえ込んだ。
子猫
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
申分の無い普請で、部屋の外、
納戸
(
なんど
)
になつて居る板敷の長四疊には、
面
(
めん
)
や
籠手
(
こて
)
、
塗胴
(
ぬりどう
)
や、
竹刀
(
しなひ
)
などが、物々しくも掛けてあるのです。
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
納戸(なんど)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぬりごめ
(逆引き)
二十年来、蔵人に仕えている
老僕
(
おとな
)
の話では、
納戸
(
ぬりごめ
)
の板敷を這って逃げまわるのを、ひと時、
立身
(
たちみ
)
になって冷然と見おろし
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
すませばすまされる
根
(
ね
)
のない行状だったのだが、蔵人には、いっさい勘弁がなく、無理に願って姫路へ呼びくだし、
納戸
(
ぬりごめ
)
にひきこんで一刀のもとに斬って捨て、死体は長持の中へ放りこんでおいた。
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
納戸(ぬりごめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“納戸”の意味
《名詞》
物を入れておく屋内の部屋。
(context、dated)(夫婦の)寝室または産室。
(出典:Wiktionary)
“納戸”の解説
納戸(なんど)とは、住宅において普段使用しない衣類や家具・調度品などを収納するための空間。建築基準法で「居室」の基準に適合しないものを言う。
(出典:Wikipedia)
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“納戸”で始まる語句
納戸色
納戸役
納戸頭
納戸方
納戸縮緬
納戸襖
納戸船
納戸献上
納戸口
納戸部屋
検索の候補
御納戸
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鉄御納戸
大納戸
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“納戸”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
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泉鏡花
徳田秋声
谷崎潤一郎
吉川英治
野村胡堂
島崎藤村
伊藤左千夫
山本周五郎