“納戸部屋”の読み方と例文
読み方割合
なんどべや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬には糧草ほしぐさを喰わせ、また、納戸部屋なんどべやのすみで、ただひとり刀をあらため、打粉うちこを打っているさむらいもあった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
室に接している文庫のほかに、彼がごく大事にしてる納戸部屋なんどべやが一つあった。それはりっぱな小へやで、そこに張ってある素敵な壁紙には百合ゆりの花模様や種々な花がついていた。