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打粉
ふりがな文庫
“打粉”の読み方と例文
読み方
割合
うちこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちこ
(逆引き)
凄艶な
癆咳
(
ろうがい
)
の女と刀の姿とが、その美を
研
(
と
)
ぎ合って争うように見られたが、弦之丞は刀をやや手元へよせて、軽く
打粉
(
うちこ
)
をたたいていた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから今度こそ帯のように長く展して行って
打粉
(
うちこ
)
を振って双方から畳んで、そのまままた展してまた畳んで三度あるいは四度位展します。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
打粉
(
うちこ
)
をふって、例のやわらかな奉書の紙で、無雑作に二度三度拭うているのを、ピグミーは仔細らしくながめて
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
打粉(うちこ)の例文をもっと
(11作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打粉”のふりがなが多い著者
村井弦斎
野村あらえびす
吉川英治
三遊亭円朝
中里介山
森鴎外
野村胡堂