“打倒”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぶったお45.9%
ぶつたふ18.9%
うちたお10.8%
うちたふ5.4%
ぶんのめ5.4%
うちたを2.7%
ぶちたお2.7%
ぶツたふ2.7%
ぼっころ2.7%
ノック・アウト2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“打倒”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
口惜くやしいやら情けないやら、前後夢中で川の岸まで走って、川原かわらの草の中に打倒ぶったおれてしまった。
画の悲み (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
更に奇怪中の奇怪事は、書斎に打倒ぶったおれていた、血みどろの小川の死体が、ぜ、誰によって、どこへ、運び出されてしまったのか。
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
んだらそれまでだ。』と自棄やけつて寐床ねどこかへつて打倒ぶつたふれた。……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
すると一心いつしんとほりましてか、満願まんぐわんの日に梅喜ばいきは疲れ果てゝ賽銭箱さいせんばこそば打倒ぶつたふれてしまふうち
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
いや蒼空あおぞらの下へ出た時には、何のことも忘れて、くだけろ、微塵みじんになれと横なぐりに体を山路やまじ打倒うちたおした。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
人のネンを打倒うちたおして手の幅一つだけ離すことができれば、それを取って自分のものとしたという。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
みなみ神樂坂上かぐらざかうへはしりおりて、そのしたにありける露地ろぢいへ飛込とびこんで……打倒うちたふれけるかはりに
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いや蒼空あをそらしたときには、なんのこともわすれて、くだけろ、微塵みぢんになれとよこなぐりにからだ山路やまぢ打倒うちたふした。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして、先刻さつきから三度目の同じ弁疏いひわけを、同じ様な詰らな相な口調で付加へた、『晩方に庭の台木どぎ打倒ぶんのめつてつたつけア、腰ア痛くてせえ。』
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
何有なあに!』とお由は又言つた。そして、先刻から三度目の同じ辯疏いひわけを、同じ樣な詰らな相な口調で附け加へた、『晩方に庭の臺木どぎ打倒ぶんのめつてつたつけア、腰ア痛くてせえ。』
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『しまつたツ。』と一聲いつせいわたくしも、日出雄少年ひでをせうねんも、水兵すいへい稻妻いなづまも、一度いちどにドツとまへほう打倒うちたをれて
花車は力にまかせ杉の幹をビュウ/\振廻し、二人を叩き倒す、一人が逃げにかゝる処を飛込んで打倒ぶちたおし、一人が急いで林の中へ逃げ込みますから、跡を追って参ると、安田一角が野袴のばかまを穿き、長い大小を差し、長髪に撫で附け、片手に種ヶ島の短銃たんづゝに火縄を巻き附けたのを持って、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
取分け酷目みじめな目に逢はされたのは、先頭第一に解剖室へ跳込をどりこむでそして打倒ぶツたふれた學生で。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
私が打倒ぼっころんだ上へまたがって殺すべえとするから、一生懸命に人殺しい/\と云うと、其の時向山むこうやまを通り掛けたのは貴方あんたあにさんで、鹿を打遁ぶちにがしてけえみち
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
顎打アッパー・カット直突ストレート横打スイング、どの一撃だとて、それがまともにはいったらいっぺんに打倒ノック・アウトされるのはきまっている。
転がり試合:柔道と拳闘の (新字新仮名) / 富田常雄(著)