“打据”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちす66.7%
うちすゑ16.7%
うちすゆ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二打三打ふたうちみうち打合いましたが、かねて一人でも打据うちすえる気はございませぬ、受けつ流しつ数十人を相手に程よくあしらって居ります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
猶武士は鐵杖てつぢやうにてあたるを幸ひ打据うちすゑたり因て雲助共はかしらを打れいため或は向うずねなぎられて皆々半死半生になり散々にこそ逃去けれ武士は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つめて申しければ昌次郎も一ごんこたへもなく赤面せきめん閉口へいこうしたりしは心地こゝちよくこそ見えにけれ父上臺憑司こらかねて立ち上り昌次郎の襟髮えりがみつかたゝみすり付け打据うちすゆるにお早は娘お梅がたぶさつかんで引倒し怒の聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)