“襟髮”の読み方と例文
新字:襟髪
読み方割合
えりがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襟髮えりがみを取つて八五郎が引立てると、素直に首をれて、トボトボと歩きますが、もとの庄司の家へ歸るのを、ひどく嫌がる樣子です。
にらめば後家ごけお深はこらへず悴惣内を押伏せ打擲ちやうちやくなせば源藏は堪り兼逃出す所を九助が親より召使ひの三五郎飛で出突然いきなり襟髮えりがみつかんで捻倒ねぢたふしコリヤヽイ源藏汝はよくも/\己が旦那を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
煙に卷かれてウロウロして居る妾のお關の襟髮えりがみを取つて引寄せ、穴から押し出してやつて、お尻をポンと蹴ると、續いて自分もその後から